孫子の兵法の一節を思い出した
TOEIC(TOEIC Listening & Reading Test)は以前に二、三回、受けたことがありますが、思ったようなスコアは取れず、仕事の忙しさを言い訳にいつしか疎遠になっていました。今回、再び英語を勉強しようと思い立った際、やはりTOEICが手をつけやすいなと思い、積み本だったTOEICの勉強本を引っ張り出し、それを元に勉強をしています。
そんな中、私はこの言葉が思い浮かびました。
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」
これは孫子の兵法に出てくる一節です。意味は、”戦いに勝とうと思うのであればまずは相手を知らないといけない。相手を研究し、自分の得手・不得手をよく理解すれば、どんな戦いにも勝てる。”といったものです。
TOEICのことをちゃんと知らなかったなと。ということで、今回はTOEICの概要とそれぞれのパート、そして何故そう思ったかといった内容をまとめました。
テスト形式と概要
TOEIC(TOEIC Listening & Reading Test)は”リスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式”です。
リスニングセクション
リーディングセクション
引用元:【公式】テストの形式と構成|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC
簡単にまとめると、リスニングは、
- Part 1&Part 2 短文聞き取り
- Part 3&Part 4 長文聞き取り
の問題パートで構成されていて、リーディングは、
- Part 5の短文の穴埋め
- Part 6の長文の穴埋め
- Part 7の文書読み取り
の問題パートで構成されています。リスニングとリーディングを合わせて計200問、2時間にわたるタフな試験であることがわかります。私も途中で集中が切れて”まぁいいか”と適当にマークしたり、最後まで解き切れなかったりした経験があります。
自分の得手・不得手を知った。
今回、英語の勉強を進める中で、単純な単熟語、文法の知識だけではなく、各パートで解くコツのようなものがあって、それを駆使することで時間配分をコントロールし、スコアアップに繋げていくことが大切であることがわかりました。また、問題も多岐にわたるので、自分的に得意・不得意なパートや問題の種類があることもわかりました。
私はリスニングパートのPart4 & 5の長文の聞き取り問題が不得意です。途中でついていけなくなりますが、この辺は量をこなすことで改善できそうな気がしています。くわえて、全体を通して、コロケーション(2つ以上または複数の単語の組み合わせ)に弱いなと感じています。コロケーションが頭に入っていると、それだけで回答までの時間短縮とスコアアップにつながります。コロケーションは英単熟語帳をやるしかないと考えています。
一方で、リーディングパートのPart 7の文書読み取り問題は比較的得意だなと感じています。これは正直、意外でした。いつも試験で時間が足りなくて、苦手意識がついていたのかも知れません。ビジネスで文章を読むことが多いのが影響してそうです。(といってもビジネスではGoogle翻訳やDeepL頼りです)このPart7は得点源とする戦略を立てたいと思っています。
TOEICを知り、自分の得手・不得手を知ることで強化するポイントや勉強の戦略を立てていくことができると感じています。これからTOEICを受けようと考えていたり、スコアが伸び悩む方は、ぜひ、この視座を取り入れてもらえたら嬉しく思います。
次は、それぞれのパートの解き方のコツと私の勉強戦略についてまとめていこうかなと思います。